育友会
子どもたちのお母さん、お父さんである保護者が育友会員となり、会員相互の理解を深め、教育を高めることにより、本園の教育への理解と協力を求める方向に向かって、いろいろな活動が活発に行われています。現在、文化部、体育部、文集部、ベルマーク部という四つの部の活動から成り立っています。文化部と体育部の活動は、年度毎の運営委員会で、会員全体の意見をとりあげながら決めていきます。四つの部会の委員は、各クラスの会員から選出された運営委員4名×5クラスの計20名が、希望を調整しながら四つの部に所属し、育友会の中心となって各種の活動を推進しています。
各部の昨年度の行事のいくつかの様子です。毎年恒例のものの他、各部員で企画するものですので、その年度の部員の持ち味や人脈などを生かした行事もあり、参加者からは好評です。
文化部
文化活動については、定着している文化部行事に「親と子の夕べ」があります。1学期終業前に、園児を中心に家族もそろって幼稚園に集います。5歳児の子どもが描いたあんどんに灯がともる頃、フォークダンスをしたり、金魚釣りをしたり、昔から伝わる郷土的な遊びをしたり、役員さんを中心にする美しい大きい花火を観たりして、家族はもちろん、各家庭との交流をはかる楽しい行事です。もう一つ定着しているものに、親子音楽鑑賞会があります。常々親子では聴く機会の少ない生のオーケストラを親子で鑑賞するのです。 このように楽しい集いを通して、他の家族とも親しみ合うことで親も子と育ち合っていこうとしているのです。
体育部
体育活動については、ボーリング・ソフトボール・バレーボールなどの活動があります。 定着している体育部行事に幼稚園と育友会合同の体育大会が毎年9月にあります。クラス対抗の親の競技と共に楽しい親子競技を組み入れた体育大会になっています。親同士が親睦を深めるだけでなく、父母が真剣に競技に取り組む姿を見たり応援したりすることは、幼児にとっては計り知れない経験となるものと期待し、園行事としても組み入れています
文集部
一年の終了する前に、会員全員に原稿を依頼し一冊の文集を作成しています。毎年、あるテーマを決めて取り組んでいます。会員ひとりひとりの考えや思いが活字や絵を通して伝わってきます。
ベルマーク部
ベルマーク活動とは、いわゆる財団法人の教育設備助成にかかわる活動です。各家庭で購入された食品やその他の商品についているベルマークを集め、それを持ち寄って、部の委員を中心に各クラスで整理集計を行います。このようなちょっとした心づかいと手間の奉仕によって、幼稚園設備を潤すものです。この活動によって現在までに寄付されたもの(幼児用雨傘・洗濯機など)は相当にのぼり、有効に活用されています。
おやじ会
以上の四つの部以外に、昨年度は一時活動が休止していたおやじ会の活動が再開されました。子どもたちのためにお父さんならではの活動をしたいという意欲から、木造の家作りと親子(父子)遠足が企画・実施されました。